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兄弟で活躍したプロ野球選手

野球

プロ野球の世界に入るのは、野球をしていた子供達にとって「夢」でしたが
今回はそんな「夢」プロ野球選手に兄弟でなった人達を紹介したいと思います。

新井貴浩(元:広島東洋カープ)、新井良太(元:阪神タイガース)

最近で有名な兄弟プロ野球選手だと思います。
新井貴浩選手は惜しくも引退しましたが、2011年から2014年までは、兄弟揃って阪神タイガース在籍となっていました。
新井貴浩選手といえば、名球界選手でもありMVP1回、ホームラン王1回、打点王1回と数々の実績を残しましたが、弟の新井良太選手も現役生活12年と中日ドラゴンズ、阪神タイガースと長きに渡って活躍しました。
2人が同じ阪神タイガースに在籍した2011年には4月19日の読売ジャイアンツ戦で弟の新井良太選手がサヨナラ安打、3日後の4月22日の横浜ベイスターズ戦では兄の新井貴浩選手がサヨナラ安打と史上初の1シーズン兄弟揃ってのサヨナラ安打を放っています。

堂上剛裕(元:読売ジャイアンツ)、堂上直倫(元:中日ドラゴンズ)

新井兄弟に並んで有名なのは堂上兄弟でしょうか。
兄の堂上剛裕選手は、愛工大名電高校出身で高校通算本塁打は46本。
2003年のドラフト会議で中日ドラゴンズから6位指名を受け入団。
中日ドラゴンズで9年、読売ジャイアンツで2年の計11年プロ野球選手として活躍しました。
弟の堂上直倫も愛工大名電高校時代から注目を浴び、高校通算本塁打は55本。
2007年のドラフト会議では中日ドラゴンズ、阪神タイガース、読売ジャイアンツからドラフト1位指名を受け、抽選で中日ドラゴンズに入団。
現役12年目を向かえ、まだまだ中日ドラゴンズの貴重な戦力として活躍しています。
また父も元中日ドラゴンズで投手を務めた堂上照選手で、プロ野球選手12年で320試合の登板、通産勝利も35勝を上げています。

松沼博久(元:西武ライオンズ)、松沼雅之(元:西武ライオンズ)

兄弟のプロ野球選手というと真っ先に思い浮かぶのがこの松沼兄弟です。
西武在籍当時、博久は「松沼兄」雅之は「松沼弟」と呼ばれていました。
兄の松沼博久投手は、1979年~1990年の12年間に西武ライオンズで通産112勝をあげています。
アンダースローから繰り出される独特のボールを武器に新人王を獲得。また口髭を貯えていた事も有名で今でも「ひげのアニヤン」としてファンから親しまれています。
弟の松沼雅之投手は、1979年~1988年の10年間と「アニヤン」こと松沼博久投手より実働は2年短いですが、「アニヤン」のアンダースローとは対照的に上手投げの本格派の投手として通産69勝をあげ、1980年~は5年連続二桁勝利をあげるなど、西武黄金時代突入にいたる立役者でもありました。

レロン・リー(元:ロッテオリオンズ)、レオン・リー(元:ヤクルトスワローズ)

レロン・レオン兄弟と言えば日本のプロ野球界の歴史で見た場合にはこの兄弟が残した実績では一番かもしれません。
兄のレロン・リー選手は、日本ではロッテオリオンズで11年間で首位打者、本塁打王、打点王とそれぞれ1回獲得、ベストナインも4回獲得した名選手です。
通算打率(4000打数以上)では、日本プロ野球歴代2位の.320の成績を残しています。
歴代1位は2919年5月現在では青木宣親選手(東京ヤクルトスワローズ)の.329がトップとなっています。(※イチローはNPBでは3619打数となっており、NPB記録としては381打数足りていません。)
弟のレオン・リー選手もロッテオリオンズ、大洋ホエールズ、ヤクルトスワローズなどでNPBで通産10年活躍をし、通算打率(4000打数以上)では、.308の成績ベストナインも2回獲得をしています。
また2003年には石毛宏典監督がオリックス・ブルーウェーブの監督を解任され、後任監督として指揮も振るっています。
このリー兄弟のキャリハイは、兄弟でロッテオリオンズに所属していた1980年です。
兄のレロン・リー選手は打率.358、本塁打33本、打点90打点、OPS.993
弟のレオン・リー選手は打率.340、本塁打41本、打点116打点、OPS1.039
と驚異的な数字を残し、シーズンオフには“リー・ブラザーズ”名義でレコードデビューも果たしています。

定岡智秋(元:南海ホークス) 定岡正二(元:読売ジャイアンツ) 定岡徹久(元:広島東洋カープ)

最後は3人ともプロ野球選手として活躍して有名な定岡3兄弟です。
長男の定岡智秋選手は、南海ホークスで実働14年間も活躍し、強肩で知られた内野手です。
次男の定岡正二選手は、1974年のドラフト会議で読売ジャイアンツから1位指名で入団。
当時の長嶋茂雄監督が岡正二選手に対して、「洋服は買ったのか?」はあまりに有名です。
選手成績も読売ジャイアンツ通産9年で51勝をあげ、江川卓投手や西本聖投手と並び巨人の3本柱としても活躍しています。
3男の定岡徹久選手は、広島東洋カープ、日本ハムファイターズなどで通産5年活躍した外野手です。
1983年には、実兄・正二投手と兄弟対決していますが、結果は2打数0安打となっています。