" /> 守備で選ぶベストナイン | さいたまたいさ

守備で選ぶベストナイン

ベストナイン

野球のベストナイン選出は、ひとそれぞれで選出が違い考えるだけで楽しいものです。
以前野埼玉大佐が選ぶベストナインを書きましたが、今回は少し違う目線で守備力を重視したベストナインを選んでみました。
守備力は数字だけで選ぶのが難しい面が多いので人によって色々意見があると思いますが、かなり考えて選んだベストナインです。
また実際見ている選手からの選定のため80年代以降の選手から選びました。
色々考えるともしかたら、長いシーズンのペナントレースで対決したら、通常に選んだベストナインに勝てるかもしれないと思うくらいのチームが出来ました。

投手:桑田 真澄(元:読売ジャイアンツ)

投手部門に関しては、悩まず決まりました。高校時代からの卓越した守備力は
過去の名だたる投手の中でも歴代トップではないでしょうか。
もし投手でなく、他のポジションを守ったとしてもゴールデングラブ賞で獲得していたと思います。

捕手:古田 敦也(元:東京ヤクルトスワローズ)

捕手の選択もぶっちきりです。
通産18年間で10度のセリーグ盗塁阻止率トップ。1993年の阻止率.644、通産阻止率.462 は日本記録です。
また、強肩だけでなく、スローイングのコントロール、配球、捕球動作、どれをとっても歴代トップです。
配球に関しては、基本的には失礼ながらしつこいイメージです。他の捕手ならファールで粘られると配球を変えたりしますが、古田捕手は投げている投手の球種と打席のバッターの立ち位置などを見ながら、フェアゾーンに打てないと判断するとしつこくその球を要求して、埼玉大佐も非常に勉強になりました。
(※もちろん日常生活として役立った事はありませんが(笑))

一塁手:駒田徳広(元:横浜DeNAベイスターズ)

一塁手は守備面でなかなか目立つプレーをすることは少ないですが、191cmの高身長でグラブ捌きも巧みで内野手からのショートバウンド、ハーフバウンド送球のなんなく処理をこなす駒田徳広選手を選出しました。
とにかく安定感のある守備力でゴールデングラブ賞も通産10回受賞しています。

二塁手:辻 発彦(元:東京ヤクルトスワローズ)

二塁手は名手揃いで非常に悩みました。篠塚利夫選手、正田耕三選手、荒木雅博選手、菊池涼介選手、田中賢介選手、本多雄一選手なども挙げられますが、あの西武ライオンズ黄金期の辻発彦選手の守備はその中でも群を抜いていました。
球際の強さ、瞬時の判断力、見ていても、あの打球が抜けないのかと何度も驚く場面が多かった選手です。

三塁手:宮本 慎也(元:東京ヤクルトスワローズ)

三塁手は宮本慎也選手です。ショートのイメージがある人も多いと思いますが、三塁手としても2009年ー2012年でゴールデングラブ賞を受賞しています。
2014年の週間ベースボールで行われた「球界200人が選んだ!史上最強の内野守備ランキング」でも1位に選ばれ、プロ野球の身内からも認められている守備の達人です。

遊撃手:井端 弘和(元:読売ジャイアンツ)

遊撃手は宮本慎也選手を三塁手として選出したため、井端弘和選手を選びました。
中日ドラゴンズ時代は同僚の荒木雅博と共に「アライバコンビ」と呼ばれ数々の芸術的な守備を見せます。
遊撃手も二塁手同様に名手が多くいますが、二遊間のコンビでのプレーを加味して選出です。

外野手: イチロー (元:オリックスブルーウェーブ)、秋山幸二(元:福岡ダイエーホークス)、飯田哲也 (元:東京ヤクルトスワローズ))

外野手も激戦区ですが、上記3名を挙げました。外野手で強肩でスピード感のある選手は他にもたくさんいますが、守備範囲、強肩、コントロール含めても異論のない3名でないかと思います。
3名とも守備はもちろん盗塁王も獲得しており、それもスピードのある選手の証といえると思います。