9月5日は「国民栄誉賞」の日です。
1977年に756本の本塁打世界記録を達成した王貞治選手に初の国民栄誉賞が授与されました。
今回は「国民栄誉賞」を受賞したプロ野球選手を紹介します。
王貞治(元:読売ジャイアンツ)1977年
日本初の国民栄誉賞の受賞者です。
元々は、756本の本塁打世界記録を称えるために創設したのが始まりです。
様々な記録を日本のプロ野球界の残していますが、この国民栄誉賞という賞自体を
創設されるという記録を作った事自体がすごい事だと改めて感じます。
↓これが中学時代に手書きで書いた王選手の記録です。
今改めて見ても現実ではなく漫画のような記録だとすら感じます。
衣笠祥雄(元:広島東洋カープ)1987年
2131試合連続試合出場世界新記録達成が理由で選ばれました。
愛称は「鉄人」で知られています。この愛称の「鉄人」はこの連続試合記録を作った事での
愛称になったと思っている人がほとんどだと思います。
他にも金本知憲選手や鳥谷敬選手などもやはり「鉄のように頑強な身体をもつ」という意味で使われています。
しかし、衣笠祥雄選手が「鉄人」の愛称で呼ばれることとなった元々は背番号28を背負っていた時に
「鉄人28号」より「鉄人」の愛称で親しまれていた事が由来となります。
長嶋茂雄(元:読売ジャイアンツ)2013年
”ミスタープロ野球”として戦後の日本に大きく寄与した選手です。
ミスターについては以前にも書きましたが、あまりに色々な事がありますのでここでは割愛します。
受賞日は2013年5月5日となりますが、これはミスターの背番号『3』、プロ生活から55年にちなみ、
下で触れる松井秀喜選手の背番号『55』からもこの受賞日となりました。
松井秀喜(元:タンパベイ・レイズ(MLB))2013年
長嶋茂雄監督との同時受賞です。
松井秀喜選手は日米を通じて20年間活躍し「ゴジラ」の愛称で日米の国民から愛され、
親しまれ、その活躍は社会に大きな感動と喜びを与え、多くの青少年に夢や希望を与えました。
高校時代の5打席連続敬遠も野球界に限らず大きな話題となり、今では夏の季語としても使わるほどとなっています。